104.「誦句集 活力収受法の誦句」

「神韻縹渺たるこの大宇宙の精気の中には 吾等人間の生命エネルギーを力づける活力なるものが 隈なく遍満存在して居る。

今私はプラナヤマ法と称する特殊の密法を行うて この活力を 五臓六腑は勿論四肢の末端に至るまで、深甚なる感謝をもつて思う存分収受するのである」

 

「活力吸収法(プラナヤマ)の誦句」です。「吸収法」を「収受法」と言っていたことが分かります。天風会の三大密法のひとつである「活力吸収法(プラナヤマ)」です。自己調和法(クンバハカ)の体勢で、深呼吸をする方法です。

「一回三呼吸ないし五呼吸にして一日の中で機会ある毎に、屋外もしくは廊下又は居室の窓を開放して、比較的新鮮の空気のある場所をえらんで、しばしば行う方が理想的です。」(錬身抄 第三節 理想的呼吸法p63 より抜粋)