108.「誦句集 言葉の誦句」
「私は今後かりそめにも 吾が舌に悪を語らせまい。否 一々吾が言葉に注意しよう。同時に今後私は最早自分の境遇や仕事を、消極的の言語や悲観的の言語で、批判する様な言葉は使うまい。
終始、楽観と歓喜と、輝やく希望と溌剌たる勇気と、平和に満ちた言葉でのみ活きよう。
そして宇宙霊の有する無限の力を吾が生命に受け入れて その無限の力で自分の人生を建設しよう。」
多くの人が感銘を受ける「言葉の誦句」です。運命を拓く・第四章 言葉と人生 に、以下のように載っています。言葉の大切さを教えてくれています。
「今日は、普通の人が、心の態度とか、ひいては人生や生命に大きな影響を与えることないだろうと思って、さほど大きな注意を払わない事柄に対して注意を促したい。
真剣に考えよう! 実際人間が日々便利に使っている言葉ほど、実在意識の態度を決定するうえに、直接に強烈な感化力をもつものはない。感化力というよりむしろ暗示力といおう。
人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。すなわち言葉は人生を左右する力があるからである。
この自覚こそ、人生を勝利に導く最良の武器である。われらはこの尊い人生の武器を巧みに運用し応用して、自己の運命や健康を守る戦いに颯爽として、輝かしい希望に満ちた旗を翻(ひるがえ)しつつ、勇敢に人生の難路に押し進んで行かなければならない。」(運命を拓く 第4章 言葉と人生 より)