180.「あやめ」

 1954年夏とあります。花が多くあり、あやめが群生しているところを描かれたのだと推測します。

 「あやめ」を、Webで調べてみました。

「何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)」と言われます。意味は、「アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくいところから》どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。」です。

 また、「しょうぶ」と「あやめ」についてですが、じつは漢字で書けばどちらも「菖蒲」になります。

 

「あやめ」の名の由来は、「花びらに網目の模様があったことから、文目(あやめ)と呼ばれるようになったといわれています。