188.「立義」
天風先生は、「第一義的」という言葉をよく使われます。運命を拓く 第九章 第一義的な活き方で、p212「第一義的な活き方とは、どんな場合にも、たとえば身に病があろうが、なかろうが運命が良かろうが、悪かろうが、その他の人生事情のいかんにかかわらず、いつも一切に対して、その心の力で、苦を楽しむの境涯に活きる活き方」とあります。続いて「人生に対する考え方を積極的(尊く、強く、正しく、清く)にする」となっています。積極的(尊く、強く、正しく、清く)に活きることが大切です。
・以下、運命を拓く 第九章 第一義的な活き方p212より
「天風教義の目的は、どんな場合にも、たとえば身に病があろうが、なかろうが運命が良かろうが、悪かろうが、その他の人生事情のいかんにかかわらず、いつも一切に対して、その心の力で、苦を楽しむの境涯に活きる活き方をすることである。これが第一義的の活き方なのである。
そして、そういう活き方をするには、どうしたらよいか。
それには、何をおいてもまず第一に、人生に対する考え方を根本的に変えなければいけない。その根本的に変える考え方というのが、積極的だということ。そして積極的とは尊く、強く、正しく、清く、ということは、すでに何度もいった。」
・以下、webより
立義(りゅうぎ):義を立てる,理由を主張するということ。〘仏〙 興福寺・薬師寺・法隆寺などで行われた学僧の試験。探題が出題し、問者の問う論題に対し、答えること。また、その人。
義:《名・造》条理。正しい道。道理にかなったこと。人道に従うこと。「義を見てせざるは勇なきなり」2.利害をすてて条理に従う。公共のために尽くす気持。「義気・義俠(ぎきょう)・義士・義婦・義勇・義軍・義挙・義憤・情義」