193.「達磨 画賛」

天風先生は、達磨の絵を多く描かれています。過去のものと異なり、着色されています。

 真理(宇宙霊)の音を聞くことが大切です。

 

「渾身似口掛虚空 不問東西南北風 一等爲他談般若 滴丁東了滴丁東」

以下、webより

(渾身、口に似て虚空に掛かる、東西南北の風を問わず、一等、他が為に般若を談ず、(以下風鈴の音)滴丁東了滴丁東。)

 全身を口のようにして虚空にかかっている風鈴は、東西南北から吹いてくる風を選ぶことをせず、ひたすらに真理の音だけを鳴らしている、ちりん、ちりん・・・と。

 

こんな風に柔軟に考えることができれば、心も体も自在になりそうに思えます。