36.松到天不屈蘭無人亦香(松倒れても天は屈せず、蘭は人無きも亦た香れり。)
「天(真理)」は、松が倒れようが変わらない。蘭(草花)は、それを楽しむ人がいなくとも気高く匂い立っている。
「松到天而不屈菊無人而亦香」と、権藤伝次 陸軍中将が色紙に書かれています。この解説では、以下のようになっていました。
「「八方美人になってはならない!」と戒められたことがありました。日常のビジネスシーンで、敵を作ることを恐れるあまりに自分の主張(信念?)を曲げてしまうことも、まま有りがちなことでしょう。しかしその場合、確かに敵は少ないのかもしれませんが、絶対的な味方も少ないことを覚悟すべきと思います。自分を貫き通すことで、多くの敵を作るかもしれませんが、最後まで味方してくれるヒトも多くいることを信じたいと思います。
様々の局面で枝々は曲げつつも、その先端は「天」を目指す、の“志”を持ち続けることが大切との意味です。」(webより)