木曜行修会 「服部流すべてを楽しむ法」 服部嘉夫
2019年6月13日
私は 今年7月8日で86才になります。現在お蔭様で心身共に健康です。宇宙霊が「お前はこの世で、もう少し人の世の為に働け」と命じて、活かしてくださると思って、有難たく、感謝して、今私ができる「統一道の普及」に務めています。毎日が楽しく一日を過させていただいています。
現在の私の一日の生活における活き方と考え方を述べます。
1)朝の覚め・・・仕事の関係で午前2時15分に目覚時計を掛けますが、目覚時計が鳴っても「有難う」と云って、目覚時計を切ります。「あヽ良く眠った」と「俺は信念強い!今日も元気!」と声を出して断定暗示を掛けます。
2)通勤・・・午前3時倅である社長と孫 3人で車で店のある豊洲へ行きます。孫が運転してくれます。出発に当り、私がシャッターを開け、外に出て、プラナヤマ法を行います。朝の冷たい空気はおいしいです。西の夜空に残月が輝いていると感動します。
3)朝の挨拶・・・「おはよう!」は相手が云う前に私が先に云うように心掛けています。
4)店から帰宅・・・午前5時23分市場前駅発 豊洲行のモノレールに乗ります。帰り道でのプラナヤマ法をしたり、誦句を述べたり、地下鉄の中での安定打坐を楽しんでいます。
5)食事・・・いただく量は少くなりましたが、朝はパン食 昼は麺類 夜は酒の肴で主食はとりません。夜のおかずは嫁さんが作ってくれますが、若い人が多いので肉食が多いです。「肉食はいらない」と云わず、感謝してもらい翌日の朝食に食べています。
食べ物が残ったら捨てないで、少しでもラップして冷蔵庫に入れ次回いただくことにしています。物を大切にする感謝一念の天風先生の教えを実践しています。
「ケチと節約」は違います。昔から「一円を粗末にすると一円で泣く」と云う言葉があります。
「空き腹にまずい物なし」何をいただいても旨いと思っていただくと、何んでもおいしいものです。
6)対人態度・・・人に接する際に「敵を作らない」ことにしています。それでは総花的かと云われますが、相手の良い所を見い出し、それに賛同することにしています。
天風先生も「哲人哲語」の愛の情についてで「敵を愛す」と云われています。
相手の意見に逆らわず、一応受けとめ、その場で「良い」「悪い」を判断しない。卑怯と思われますが、まず相手の意見を良く聞き 思いやりの気持で受けとめてから結論を出します。相手の気持になってやることも大切です。
7)日常の心掛け・・・子供の時から父の仕付けが、「人に迷惑を掛けるな」と「何事にも感謝せよ」と云う事でした。天風先生も、運命を切り拓くには、「感謝」と「歓喜」の感情をより多く持てと云われています。人に何かをしてもらったり、何かを頂戴すると、すぐお礼のはがきを差し上げることに心掛けています。
8)昼寝・・・日中眠気を催した時、時間があればすぐ昼寝をします。寝てしまって時間が損したとは思わないで、精気が養われ、体調が回復して良かったと思う事にしています。
9)入浴・・・一日の仕事を終え、風呂に入ることは有難い事です。湯舟に入り、身体を伸すと、思わず「有難い、有難い」と口に出します。私は現在一人暮しですので、風呂は同じビルの倅の風呂に入れてもらっています。時間は午後6時ですが、その時誰れが入っていても文句はいわず、「年寄りは一番風呂は身体に良くない」と思って、風呂が空くまで待つことにしています。
10)就床・・・何んと云っても夜眠ることは楽しい事です。床に入る前、鏡に向って、命令暗示「お前信念強くなる!」と云って、床に入ったら、「今日一日無事で良かった、有難い」と声を出して眠りに付きます。
以上、「今日一日 怒らず怖れず悲しまず、正直、深切、愉快に~」の天風先生の御教えを実践するため、私の生活信条を書き出しました。飽く迄、私の個人的想いですので、天風教義の全てではありません。ご参考になれば幸いです。