12.大丈夫
①「大丈夫」というと、一休禅師の言葉「大丈夫。心配するな。何とかなる。」という言葉を思いだします。
・トンチで有名な一休禅師が亡くなる直前、「この先、私が亡くなった後本当に困り果てた時にだけ、これを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」と巻物を弟子たちに遺しました。
何年か後に、寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事に。弟子たちは、知恵の限りを尽くすも解決策がでてこず、どうしようもなくなってしまいました。そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物のことを思い出し、紐解いてみると、その巻物に書かれていたのは。
『大丈夫。心配するな。何とかなる』唖然とする弟子達・・・
だが、その言葉通り、寺の問題は何とか無事に解決したそうです。
自分に起きる問題は、必ず乗り越えられるものです。自分が成長するために、問題が起こるのです。問題があっても大丈夫。心配する必要はありません。何とかなるものです。(webより)
②また、心配事・不安の96%は実際には起こらない。考えないのが一番。
不安についての興味深い研究があります。米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。心配事や不安の96%は実際には起こらない。つまり、ただの「取り越し苦労」にすぎないのです。
専門用語では、将来を予期して不安になることを「予期不安」と言います。予期不安のほとんどは実際には起こらないのです。(webより)