29.「舞」(白拍子)
踊っているのは、白拍子でしょうか。水干(すいかん)、立烏帽子(たてえぼし)と蝙蝠(かわほり)[扇(おうぎ)]、太刀(たち)をしています。とても優雅な姿です。天風先生も踊られた写真があります。
白拍子:複数の白拍子が登場する鎌倉時代前期の軍記物語『平家物語』では、白拍子の起源について「鳥羽院の時代に島の千歳(せんさい)、和歌の前という2人が舞いだしたのが白拍子の起こりである」としている。初めは水干を身につけ、立烏帽子をかぶり、白鞘巻をさして舞ったので、男舞と呼んだ。途中で烏帽子、刀を除けて、水干だけを用いるようになって白拍子と名付けられた。(webより)