68.「竹上下有節」(たけにじょうげのふしあり)

「竹に上下の節あり 松に古今の色なし」と言われます。「平等中にも歴然とした区別はあり、区別はあっても本質的に平等である」という意味です。

説明に、「全宇宙一体の中にも、現れとしての区別はある。現れとしての区別はあっても、全宇宙は一体。それが世界の姿です。

 

区別は区別として大事に扱うことで世界は調和する。それは具体的には「長幼の序」であったり、「男女の性差」であったりするのでしょう。」とありました。