84.「赤富士:日昇東海暁天 紅八条芙蓉新 齊中仰見峰 顕業紅彩 白模湖半 白玲瓏」

 

日昇(のぼ)り東海の天は暁(あかつき)、紅(くれない)の八条芙蓉(富士山)が新しい、厳か(齊)な中 峰を見て 仰(うやまう)、顕(あきらか)に 紅彩(いろどり)を 業(おこない)、白い湖畔を模(かたどる)、白く玲瓏(美しく照り輝くさま)である

 

と読み下してみました。

 

朝の赤富士がとてもきれいです。厳かな雰囲気がします。

 

 

 

・富士山が“芙蓉峰(フヨウホウ)”と呼ばれる由来:

 

富士山の別名・異称・雅称との記載はあるが、由来そのものの記述は発見できず。ただし、『日本山岳ルーツ大辞典』では複数の別名を挙げ、“いずれも二つとない神秘的で美しい山という意味がこめられる。”と記されている。

 

・玲瓏(美しく照り輝くさま)